シャシダイ計測データ(レギュラーガソリン)から、Z(究極)な電装系チューンの可能性を検証する。(6/24追記:レブリミットの6500rpmを超え、7000rpmまで計測していました。
左が2006年1月15日に計測されたノーマルエンジンで、右が2006年3月5日に計測されたZ-PowerK24A(Z-Plus-1やFinalAid-3-Z、Z-Plugなどを含まない、FinalAid-6 Special に近いチューン度で、6,600rpmまで計測。)で、Zチューンされた後のシャーシダイナモテスターの計測データで、勿論、同じSHOPの同じ機械(スタッフでもデータを加工できないタイプ。)で計測されたノブタさんの愛車のもので、すべて、レギュラーガソリンでのデータです。詳細な数値が気になる方は、過去に公開したこちらをご覧下さい。(一番最新は、101回目のZなオフミでの計測です。)

左がメーカーが公表してるベンチでのエンジンデータで、右が昨年3月14日に計測されたマイエリのデータです。
ご存知の様に、マイエリは、CoolEarth-5相当のフルZチューンですが、この時は、初めてカムコンをONにしての計測で、当日、自宅を出る前にONにして、何度と無くリミッタにかからない様に行なったフル加速などで、ECUの学習が不調になり、逆に4~5PSのパワーダウンを感じた時のものです。
(カムコン無しの記録は、こちらをご覧下さい!、ECUの戸惑いがないと、よりパワーアップされます。
又、この後、バルブ・シムの問題などで、オイルが減り、警告等が付く事に発展、最大パワーも更に落ち込みましたが、エンジンのオイル環境を回復させる添加剤を追加し数千Km走行、オイルを交換して段々回復し、最終的には、オイルを0W20から5W20に変え、ほぼ完全に最大パワーも復活、現在、カムコンをONにする事は真夏にVTEC切替機能を流用するアダプターを追加した高回転でエアコンのコンプレッサを強制カットさせるエアコンコントローラとしてしかなくなり、昨年の3月14日の計測以前のパワー、そして、Ecoを楽しんでいます。)
マイエリが、ノーマルのK24Aの特性(最大トルク:4,500rpm、最大パワー:5,500rpm)とまったく異なり、約4000rpmでピークトルクを記録し、6500rpm以上のレッドゾーンまでパワーが落ちていない事と、Dレンジでアクセルを深めに踏んだ時の加速時の変速が4000rpm~6500rpm程度で繰り返されるAT車で、スピードリミッタに掛かるまで気持ちいい加速が得れる事が解って頂けると思います。
(MT車でクロスレシオなら、高回転だけパワーアップしても気持ちいい加速が得られますが、AT車では、パワーバンドを広げた事で、0→100Km/h加速も2~3秒短縮し、11.0秒を実現、気持ちいい加速を得た事が解って頂けるかなと思います。)
また、異常な改善と言われる事も多い低回転側のトルクとパワーの盛り上がりが燃費の改善につながっている事も、ご理解頂けるかなとも思います。
Zチューンでは、最大パワーのアップは副産物で、それが目的ではありません。
つまり、加速の気持ち良さを得る為に、ピークパワーのアップではなくレッドゾーンまでパワーを維持させる事と燃費の大幅改善を行なう為に、スーパーチャージャーの様にアイドリングから低回転域領域のトルク(パワー)アップを実現させ根本的な問題を解決し潜在能力を開花できる究極な電装系チューンに拘り、実現しました。
K24Aエンジンは、こちらでも記述してました様に、
・最高出力 160PS(118kw)/5,500rpm
・最大トルク 22.2kg・m(218N・m)/4,500rpm
・燃料消費率 FF:10.2km/L、4WD:10.0km/L
ですが、シャシダイ計測すると、ミッションや駆動系のロス、タイヤのスリップの為に、FF車で15~20%(136~128PS)、4WD車で20~25%(128~120PS)のロスが減算されたデータになると言われています。
エリやエリプレの2.4LのRR1かRR2を購入され、高速走行された方は、
・アクセルレスポンスが悪い。
・燃費が悪い。
・追越が苦手。
・高速の上り勾配で車速が落ちる。
と感じられたのではないでしょうか?
私は、正直、購入した2004年に東北旅行に行って、ガッカリして帰って来ました。
エンジンの特性が、8人乗りの時のノッキング対策などの為に、カタログの特性を下回っている事が原因だと思います。
最初は、25年位前に行っていたROMチューン(勿論、ROMライターやそのプログラムも製作しました。自分でテストする為に、国内A級ライセンスと、某サーキットのサーキットライセンスも持っていました。)を行なう事も考えましたが、そうすると、1~2人乗りに最適化することで改善は行なえても、8人乗りのマージンを削らないと体感できる改善が得られない(点火時期を少し進め、燃料を少し薄くすれば燃費とレスポンスが改善できる。)ので、Zな電装系チューンを想像しました。
シャシダイ計測データでも解って頂ける様に、2006年3月5日時点でも、当初の目標をある程度クリアできましたが、
・更なる燃費のアップ
・更なる0→100Km/h加速のアップ
を目標に、その後も、V-Earth-0、V-Plus-0、FinalAid-0、FinalAid-3、Z-Aid-4、Z-Plugなどで、更なる改善率のアップを行ないました。
備考:
マイエリのシャシダイ計測データは、最後に計測したデータに間違いないですが、既に公開してる様に、初めてカムコンをONにして計測したデータで、厳密にはフルZチューンだけではありませんので、こちらのシャシダイ計測データも参考にして下さい。(カムコン内の簡易燃料補正でECUが戸惑い、少し、足を引っ張られている状態だと判断頂けると・・・。)
参考:
NA車のチューニングに詳しい方がおられれば、4つのデータが、同じエンジンの物とは思えない、エンジンを載せ替えたレベルの変化である事が解って頂けるのですが・・・。
Zチューンは、全気筒をバランス良くリズミカルに力強く回し、踏むと楽しく、踏むのを緩めると燃費が良く、同時にAudioの音質などを改善するのが特徴です♪
マイエリ以外でもレギュラーガソリンのまま、ROMチューンでは不可能なエンジン音の静穏化
(高耐久化)も含め、ROMチューン以上の改善量が得られてると思います。
(プレミアムガソリンを入れると、ROMチューンしなくてもパワーや5%位燃費や改善しますが、ROMチューン時にノッキング防止の為にプレミアムガソリンを要求される事で、ROMチューンそのものの改善ではなく、ガソリン分の改善を上乗せインプレが多いので、正しく評価される事をオススメします。
また、ROMチューンするとスロコンが効き難くなるのも、メーカーが業とレスポンスを下げていたアクセル関係のパラメータを書き換えて体感だけを増した為で体感の変化に比べ燃費の改善率が少ないのもその為で、RR1とRR2はDBWがなくスロコンが付かずアクセル関係のパラメータで誤魔化せず変化が少ないので、プレミアムガソリンを同時に入れる事で体感を増やす方法を取らざるを得ない事でもROMチューンでの改善量を判断頂けると思います。)
追記:6/24

(シャーシダイナモテスターに掛ける時には、180Km/hのリミッタを外していないのに加え、正確に測るのにはギヤ比が1:1に近い事も重要なので、D3に入れ3速以上にならない様にして、一度速度を上げ、3速になったら2500rpmまで回転数を下げ、キックダウンしない様に踏んで計測されています。)
ある程度チューン度が上がった後は、レブリミットの6500rpmまでの計測ではなく、レッドゾーンの7000rpmまで計測していました。 (Zチューンは、ROMチューンと違ってメカ・バランスチューンと同じ意味合いもあり、無理なく廻ります♪)
追記:2011.12/6
じゃぱめんさんが、Zチューンの段階毎に、登り勾配の同じ場所で、0→100Km/h加速の計測をされました!

左がメーカーが公表してるベンチでのエンジンデータで、右が昨年3月14日に計測されたマイエリのデータです。
ご存知の様に、マイエリは、CoolEarth-5相当のフルZチューンですが、この時は、初めてカムコンをONにしての計測で、当日、自宅を出る前にONにして、何度と無くリミッタにかからない様に行なったフル加速などで、ECUの学習が不調になり、逆に4~5PSのパワーダウンを感じた時のものです。
(カムコン無しの記録は、こちらをご覧下さい!、ECUの戸惑いがないと、よりパワーアップされます。
又、この後、バルブ・シムの問題などで、オイルが減り、警告等が付く事に発展、最大パワーも更に落ち込みましたが、エンジンのオイル環境を回復させる添加剤を追加し数千Km走行、オイルを交換して段々回復し、最終的には、オイルを0W20から5W20に変え、ほぼ完全に最大パワーも復活、現在、カムコンをONにする事は真夏にVTEC切替機能を流用するアダプターを追加した高回転でエアコンのコンプレッサを強制カットさせるエアコンコントローラとしてしかなくなり、昨年の3月14日の計測以前のパワー、そして、Ecoを楽しんでいます。)
マイエリが、ノーマルのK24Aの特性(最大トルク:4,500rpm、最大パワー:5,500rpm)とまったく異なり、約4000rpmでピークトルクを記録し、6500rpm以上のレッドゾーンまでパワーが落ちていない事と、Dレンジでアクセルを深めに踏んだ時の加速時の変速が4000rpm~6500rpm程度で繰り返されるAT車で、スピードリミッタに掛かるまで気持ちいい加速が得れる事が解って頂けると思います。
(MT車でクロスレシオなら、高回転だけパワーアップしても気持ちいい加速が得られますが、AT車では、パワーバンドを広げた事で、0→100Km/h加速も2~3秒短縮し、11.0秒を実現、気持ちいい加速を得た事が解って頂けるかなと思います。)
また、異常な改善と言われる事も多い低回転側のトルクとパワーの盛り上がりが燃費の改善につながっている事も、ご理解頂けるかなとも思います。
Zチューンでは、最大パワーのアップは副産物で、それが目的ではありません。
つまり、加速の気持ち良さを得る為に、ピークパワーのアップではなくレッドゾーンまでパワーを維持させる事と燃費の大幅改善を行なう為に、スーパーチャージャーの様にアイドリングから低回転域領域のトルク(パワー)アップを実現させ根本的な問題を解決し潜在能力を開花できる究極な電装系チューンに拘り、実現しました。
K24Aエンジンは、こちらでも記述してました様に、
・最高出力 160PS(118kw)/5,500rpm
・最大トルク 22.2kg・m(218N・m)/4,500rpm
・燃料消費率 FF:10.2km/L、4WD:10.0km/L
ですが、シャシダイ計測すると、ミッションや駆動系のロス、タイヤのスリップの為に、FF車で15~20%(136~128PS)、4WD車で20~25%(128~120PS)のロスが減算されたデータになると言われています。
エリやエリプレの2.4LのRR1かRR2を購入され、高速走行された方は、
・アクセルレスポンスが悪い。
・燃費が悪い。
・追越が苦手。
・高速の上り勾配で車速が落ちる。
と感じられたのではないでしょうか?
私は、正直、購入した2004年に東北旅行に行って、ガッカリして帰って来ました。
エンジンの特性が、8人乗りの時のノッキング対策などの為に、カタログの特性を下回っている事が原因だと思います。
最初は、25年位前に行っていたROMチューン(勿論、ROMライターやそのプログラムも製作しました。自分でテストする為に、国内A級ライセンスと、某サーキットのサーキットライセンスも持っていました。)を行なう事も考えましたが、そうすると、1~2人乗りに最適化することで改善は行なえても、8人乗りのマージンを削らないと体感できる改善が得られない(点火時期を少し進め、燃料を少し薄くすれば燃費とレスポンスが改善できる。)ので、Zな電装系チューンを想像しました。
シャシダイ計測データでも解って頂ける様に、2006年3月5日時点でも、当初の目標をある程度クリアできましたが、
・更なる燃費のアップ
・更なる0→100Km/h加速のアップ
を目標に、その後も、V-Earth-0、V-Plus-0、FinalAid-0、FinalAid-3、Z-Aid-4、Z-Plugなどで、更なる改善率のアップを行ないました。
備考:
マイエリのシャシダイ計測データは、最後に計測したデータに間違いないですが、既に公開してる様に、初めてカムコンをONにして計測したデータで、厳密にはフルZチューンだけではありませんので、こちらのシャシダイ計測データも参考にして下さい。(カムコン内の簡易燃料補正でECUが戸惑い、少し、足を引っ張られている状態だと判断頂けると・・・。)
参考:
NA車のチューニングに詳しい方がおられれば、4つのデータが、同じエンジンの物とは思えない、エンジンを載せ替えたレベルの変化である事が解って頂けるのですが・・・。
Zチューンは、全気筒をバランス良くリズミカルに力強く回し、踏むと楽しく、踏むのを緩めると燃費が良く、同時にAudioの音質などを改善するのが特徴です♪
マイエリ以外でもレギュラーガソリンのまま、ROMチューンでは不可能なエンジン音の静穏化
(高耐久化)も含め、ROMチューン以上の改善量が得られてると思います。
(プレミアムガソリンを入れると、ROMチューンしなくてもパワーや5%位燃費や改善しますが、ROMチューン時にノッキング防止の為にプレミアムガソリンを要求される事で、ROMチューンそのものの改善ではなく、ガソリン分の改善を上乗せインプレが多いので、正しく評価される事をオススメします。
また、ROMチューンするとスロコンが効き難くなるのも、メーカーが業とレスポンスを下げていたアクセル関係のパラメータを書き換えて体感だけを増した為で体感の変化に比べ燃費の改善率が少ないのもその為で、RR1とRR2はDBWがなくスロコンが付かずアクセル関係のパラメータで誤魔化せず変化が少ないので、プレミアムガソリンを同時に入れる事で体感を増やす方法を取らざるを得ない事でもROMチューンでの改善量を判断頂けると思います。)
追記:6/24

(シャーシダイナモテスターに掛ける時には、180Km/hのリミッタを外していないのに加え、正確に測るのにはギヤ比が1:1に近い事も重要なので、D3に入れ3速以上にならない様にして、一度速度を上げ、3速になったら2500rpmまで回転数を下げ、キックダウンしない様に踏んで計測されています。)
ある程度チューン度が上がった後は、レブリミットの6500rpmまでの計測ではなく、レッドゾーンの7000rpmまで計測していました。 (Zチューンは、ROMチューンと違ってメカ・バランスチューンと同じ意味合いもあり、無理なく廻ります♪)
追記:2011.12/6
じゃぱめんさんが、Zチューンの段階毎に、登り勾配の同じ場所で、0→100Km/h加速の計測をされました!
テーマ : 電装系チューンによる燃費とパワーの同時改善♪
ジャンル : 車・バイク