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    1/13、エンドキサン大量投与と末梢血幹細胞採取の為に3週間の予定で無菌室に入院しました!(追記:退院まで毎日記録します、2/3:退院しました!

    1/13: 11時、入院8階、クリーンルーム)、血液検査(1/14からの抗がん剤投与の判断)

    1/14、1/15: 抗がん剤エンドキサン大量投与
    1/16~1/20: 白血球の低下を採血(土日休日以外の1日毎)して確認(G-CSFの投薬開始を決定)
    1/21~2/2:  G-CSF(末梢血幹細胞を増やす薬剤)を投薬、採血(末梢血幹細胞採取日を決定)
    2/1:      内股の静脈にカテーテルを入れ太い管を2本接続、透析の機械で採血、血液成分分離装置で末梢血幹細胞を採取、残りを返血
    2/3:  10時、退院 の予定です。

    参考:
    http://www.myeloma.gr.jp/mm/seminar/osaka03/ozki/sem_ozki_bdy15.html(普通の抗がん剤よりは延命、但し、再発率は高い)
    http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/mathdojo/siryo/9_yogo.pdf(末梢血幹細胞採取)
    http://www.naramed-u.ac.jp/~trans/4-04.html(末梢血幹細胞採取時間は、約200分)
    http://www.niigata-cc.jp/contents/disease/setsumei/ketueki_isyoku.html(移植の費用と健康保険の適用)
    http://www.med.osaka-cu.ac.jp/labmed/MLAUTOv1.pdf(断ることの自由、質問することの自由)
    http://www.jikei.ac.jp/hematolo.1/hsct/auto_recipient.html(治療前の検査と処置、無菌化処置)
    http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/hosp/12knowledge/iroirona_gan/19zouketsu.html(造血幹細胞移植と合併症)
    http://www.cick.jp/ketuekinaika_special/peripheral_blood.html(ドナーからの末梢血幹細胞採取方法)
    http://www.shin0219.sakura.ne.jp/milky-pbsch.htm(ドナーからの末梢血幹細胞採取の実例)


    がん治療を兼ね末梢血幹細胞採取を行う時の実際の情報が無かったので、日々の気持ちと経験した事を簡単に残します。

    1/13(水):血液検査(2本)
    11時:入院、午後:採血(抗がん剤投与の判断)
    クリーンルーム(個室)が初めてだったので勝手がわからず普通の入院準備で入院しましたが、持ち物で問題はなかった(白血球数が1000以下になるとクリーユニット外の同8階フロアーにあるランドリーを使用できないので下着などの選択は微妙)ものの、温度(22℃±2℃)に身体が慣れずに苦労しています
    1/14(木):抗がん剤エンドキサン投与
    朝一から左手首近くに点滴の針を入れ、水分の点滴が始まりましたが、点滴が人生初だったのに加え、点滴の機械が右側(トイレに電源を抜かないで可能)にあるので寝る時だけではなく横になって休むだけでも違和感がありました
    少し遅れて昼位から抗がん剤の投与になりましたが、寝るまで続いた、吐き気や出血性膀胱炎予防の薬剤や水の点滴の長さに驚いたものの体調の変化はありません
    (積尿が始まったのと、14時と22時に血液が混じっていないかの試薬での検査がありました)
    1/15(金):血液検査(2本)、抗がん剤エンドキサン投与
    昨日同様に点滴が続きましたが、積尿が少なく寝る前に利尿剤の30分点滴が増えました
    気持ち悪さが出てきたので、睡眠薬入りの吐き気防止の30分点滴も22時頃から始まり、利尿剤が効いてトイレに何回か行ったりで24時頃に就寝したものの中々寝付けませんでしたが、温度(22℃±2℃)に身体がやっと慣れどうにか寝られました
    1/16(土):
    昼頃まで水の点滴が続き、やっと解放されると思ったら昨日から吐き気が強く食べられなかったので、20時過ぎまで5時間の栄養剤注射を行い、その後、長い点滴の管を外して貰い、少しだけ自由に寝ました
    (2時頃点滴の長い管を外し、手首側を防水処理して頂き、2日ぶりにシャワーを浴びられ気分がスッキリしました
    ただ、昼に一時的外した時は痛くなかったのですが、夜に外した後に使った、血液をサラサラにする薬剤が痛くて焦りました)
    1/17(日):
    点滴が無くなったと思ったら、昨日に続き栄養剤の5時間点滴のオーダーが入ってるとの事で昼を跨いで受けましたが、点滴が終わると明日1/18が点滴の針の入替日だとの事で、一度針を抜く事も可能との事だったので抜いて貰い心おきなく寝返りがうてました
    1/18(月):血液検査(2本)
    点滴がないとの事で針を入れなくてもOKになりましたが、針跡が左手にあったので、採血を右手にして貰ったら、刺した瞬間だけでは済みましたが指先まで激痛が走りました
    (2階の採血室で一度右手から採血した時は痛みが強いだけで激痛は走らなかったので油断しましたが、同じ場所は二度と採血されない様にします)
    1/19(火):
    午後から身体が怠くて1時間位寝てしまいましたが、食事も朝と晩は完食出来ました
    1/20(水):血液検査(2本)
    明日から6日間毎日注射で投剤する末梢血幹細胞を増やすG-CSFで出る可能性がある骨痛が、持病の滑り腰が刺激され腰痛などが出ないか、ちょっと不安です
    1/21(木):G-CSF注射
    7:45頃、左腕に、19:41頃、右腕にG-CSF注射されましたが、6~8秒(短いと更に痛いらしい)と長い注射でした
    1/22(金):血液検査(2本)、G-CSF注射
    8:09頃、左腕に、20:00頃、右腕にG-CSF注射されました
    1/23(土):G-CSF注射
    7:55頃、左腕に、19:55頃、右腕にG-CSF注射されました
    1/24(日):G-CSF注射
    7:03頃、左腕に、7:31頃、右腕にG-CSF注射されました
    昨晩少し違和感を感じた口の中の違和感は、朝食で、血小板減少による歯肉の炎症だとはっきりしました
    (看護士さんに話したら、キャベツで出血した人もいるので注意して下さいと言われ、抗炎症作用のあるアズノールうがい液4%を持って来てくれました)
    1/25(月):血液検査(3本)、G-CSF注射
    7:29頃、左腕に、8:20頃、右腕にG-CSF注射されました
    (3:30以降、左側の手足の関節の痛みと、背中の圧迫感を感じ、10時に37.3℃、14時に37.6℃まで体温が上がって、今日1回、明日午前と午後各1回などに、抗生物質の入った点滴を受ける事になりました)
    (今朝の白血球数100個/μlは、少し上がってきてで、昨日が最低だったと思います。また、血小板2.3万/μlでそろそろ限界で、28日位の首の太い血管に2本の太い管を刺し末梢血幹細胞を採取する為に血小板を上げておかないといけないらしく、明日、輸血を行う様です
    1/26(火):G-CSF注射、輸血
    7:20頃、左腕に、19:25頃、右腕にG-CSF注射されました
    また、大量の抗がん剤、エンドキサンの副作用である、髪の抜けが始まりました
    10:30頃と22時頃から約1時間の抗生剤の点滴を受けました
    15:50頃から輸血(血小板製剤の点滴)が開始拒否反応(喉がイガイガしたり身体が痒くなったり熱が出たり血圧が大幅に変動する)が無く、17時過ぎに別の点滴を約5分して終了しました
    1/27(水):血液検査(2本)、G-CSF注射、血液検査(1本)
    7:45頃、左腕にG-CSF注射されました
    10:00頃(点滴前に、接続口を消毒するこれらを使い忘れた様な?)、22:30頃から約1時間の抗生剤の点滴を受けました
    11:30頃、立ち眩み(横になってる状態から起きた時に目眩)がありました
    17:20、口の中に違和感、鏡で確認すると何箇所も歯肉の腫れを確認出来ましたが、まだ出血はありません(抗がん剤の副作用である血小板減少が原因と思えるので、抗炎症作用があるうがい薬を垂らしてうがい継続)
    19:35、G-CSF注射の時間になって、急遽、血液検査(1本)が入りました(滝汗、看護士さんも、自分で血液を持っていかないといけないらしく、19時の検温時間と重なっているので大変そうでした。追記:白血球数100、ヘモグロビン9.1、血小板2.2だったので、明日、輸血かな?)
    1/28(木):血液検査(2本)、輸血
    10時過ぎと23時頃から約1時間の抗生剤の点滴を受けました
    7:10の採血で血小板が1.9と自己最低だったので20時頃から輸血(血小板製剤の点滴)を行い終了数十分後に脇の下と背中にアレルギー反応が出たのでポララシン1Aの点滴を受けました
    1/26~の3日間で髪と髭が95%抜けました
    1/29(金):
    起きて2時間位だけでしたが、咳と鼻水が少し出て、少し怠かったです
    10時30分頃22時頃から約1時間の抗生剤の点滴を受けました
    1/30(土):血液検査(2本)
    手先足先が痺れるというか痛いので、ヘモグラビンや赤血球が下がったままではと感じますので、G-CSF中止で、まだ白血球数が増え始めていない感じがしています(感染症のリスクは増えますが、如何にか明日まで白血球が増え始めないで末梢血幹細胞採取機械が動かせる月曜日以降まで現状維持できれば入院が1週間延びずに約3週間で退院できるのですが…)
    半日早く白血球が上がり始めてしまいましたので、明日からG-CSF注射を再開して2/1に末梢血幹細胞を取れない可能性があっても採取してみて、駄目ならそのままG-CSF注射を継続して白血球数を正常値の4~5倍まで上げるドナーから採取する方法になり、1週間入院が延びるのではと感じてます(血小板が1.9だったので、明日の血液検査次第だと思いますが、明日、3回目の輸血もあるのではとも感じてます)
    12時35分頃22時頃から約1時間の抗生剤の点滴を受けました
    1/31(日):血液検査(1本)、G-CSF注射、輸血
    11:41頃、左腕に、19:30頃、右腕にG-CSF注射されました
    14時頃から輸血(ポララシン50mg点滴→血小板製剤の点滴→生理食塩水の点滴)を行いましたが、終了数十分後に右肘にアレルギー反応が出ましたが経過観測で済みました
    2/1(月):血液検査(3本)、G-CSF注射、末梢血幹細胞採取、血液検査(20x2=40cc)
    G-CSFの副作用ではないかと思いますが、23:30頃から腰が痛くなり、寝るのが辛かったです
    起きた後は足先の痺れも気になりました
    7:11頃、左腕に、19:20頃、右腕にG-CSF注射されました
    注射後、数分して脹脛などにピッと痛みが走りました
    最初、腕の左右に太い管を通したのですが、血液量が確保出来なく成分採取室で管を抜き、クリーンルームに戻って来て内股にカテーテルで2本の太い管を接続、13時過ぎ~16時35分位まで末梢血幹細胞を採取されました(本来、白血球数が正常範囲4500~8500の約2倍の10000以上で採取する様ですので、末梢血幹細胞が必要量採取出来ていなければ、明日も約200分の採取がある予定です)
    夕食時にむかつきがありましたが、どうにか完食できました
    19:00の検温時に左脇37.5、右脇37.6だったので、左腕から20cc、内股から20ccを採血されました
    2/2(火):G-CSF注射、血液検査、末梢血幹細胞採取?、輸血?
    腰が痛く、最大37.8℃まで上がってた事もあり、ちょっと寝苦しかったです
    7:37頃、左腕にG-CSF注射されました
    8:49、遅い血液検査がありました

    (追記:2/18、1/27と2/1の2回目の詳細データを貰えたので、表などを公開しました。)
    14:05、昨日の末梢血幹細胞採取で規定量の末梢血幹細胞が採取出来てたという事で、内股の太い管を抜いて貰い、明日、10時の退院が決まりました
    昨晩からのむかつきがとれず、夕食は60%位しか食べられませんでした

    2/3(水):
    夜の最高体温は37.4℃、6時36.8℃、7時36.6℃、体重68.2kg、10時に退院予定です(外来受診予定は、2/18.11:30の予定ですが、内視鏡検査が2/19.11:30にも入ってた気がします)
    8階の病棟から1階のコンビニまで3回休憩し、コンデジと2台の携帯をコートのポケットに入れタブレットPCを手に持ち、それ以外の荷物を発送、バンダナを買いました
    12:22、バス停から自宅迄の250mを3回休憩して、やっと帰宅しました

    備考:
    白血球数と血小板が急激に下がりだした1/21以降は便秘で切れ痔になると大変なので、入院時から指導されてた温水便座の確実な活用に加え、便秘が1日でも便を柔らかくするマグラックス330mgを毎食後2錠のみ出血や感染症により気をつけました。
    末梢血幹細胞採取でも虫歯や痔は注意が必要ですが、より長期間感染リスクが高い自家末梢血幹細胞移植の時には、耳鼻咽喉領域も含めて事前治療が必須で、入院中も細心の注意が必要な様です。

    参考:
    白血球が多く感染のリスクが少なければ赤血球やヘモグロビンなどが復活するまで退院を延ばしてくれませんので、8階の病棟から1階の売店までの約200mで3回椅子で休憩、売店内でも座りながら帽子を選び、売店からバス停(バス発射待ち停車中)までの約150mで1回椅子で休憩、柏駅の乗り換えで3回寄りかかりで休憩、椅子で1回休憩、最寄り駅からバス停で、寄りかかりで1回休憩、椅子で1回休憩、バス停から自宅までの約250mで、寄りかかりで1回、座り込みで2回休憩が必要でしたので、末梢血幹細胞採取での退院時でも、自家用車などでの迎えをお奨めします。
    自家末梢血幹細胞移植時の退院時は、白血球の復活もある程度までで、自宅で2~3か月リハビリ後に社会復帰と言われていますので、間違いなくドアtoドアの送迎を確保される事を強くお奨めします。私も、その時には、距離が遠いですが無理を言ってお願いするつもりです。

    テーマ : 喉頭癌、ステージ4
    ジャンル : 心と身体

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    Author:Mutoh_Z (茨城県)
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